ポストコロナは国会から
東京都に四回目の緊急事態宣言が出されるなど、新型コロナウィルス感染症の影はいまだに濃いものがあります。しかし一方でワクチン接種が進み、明かりも見えてきました。
そこでそろそろこれまでを総括して、今後に備える時期だと思います。外国と比べて桁違いに感染者が少なかったのになぜ医療危機に見舞われたのか。病床数は多いのに、なぜコロナ患者を受け入れる病院が少なかったのか。
多くの批判の矛先は現政権に向かっているようです。しかし私は、むしろ国会と国会議員にこそ焦点を当てるべきだと思います。
例えば、保健所を半減させたのも感染症研究施設を減らしたのも最終的に国会です。また、危機的事態下における医療体制を構築しなかったのも国会というべきでしょう。医師会の支援を得たい議員が多かったのかと疑います。そのような観点から、まずは各政治家・政党にこれまでのことを問いたいと思います。
国会は国権の最高機関です。予算も法律も国会が決めます。その国会とそれを構成する議員がまず過去を総括する。ポストコロナはそこから始めるべきだと思います。
令和3年7月11日
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