
㊗️
今日(4/3)の河北新報に私の投稿が載りました。
「地域おこし協力隊」のことを書いたのですが、理由はこの制度を考えた人たちを讃えたいと思ったからです。
つくづくうまいことを考えたと思いますね。
都会には田舎暮らしをしてみたいとか、そこで人の役に立つことをやってみたいと考えている若者は結構いるそうです。中には本気で移住することを考えている人もいる。
一方の田舎では、地方消滅などと脅されながら将来を暗い面持ちで眺めている。
もちろん行政を始めとしていろいろやっているようですが、決定打がないように感じていました。
そんな中、この制度は、都会の意欲のある若者たちと田舎とを結ぶルートを切り拓いたんですね。本当に、この地域おこし協力隊の仕組みは素晴らしいと思います。
ひょっとしたら、彼らの力で田舎の将来が明るくなるかもしれない、とすら思います。
とかく役人が作る制度には批判ばかりが集中する印象がありますが、少なくともこれには大きな拍手を送りたい、と私は思います。
ただ、気になるのは、任期3年が過ぎるとまた都会に戻っていく若者たちが少なくないということですね。
私が知るある若者は、目に涙を浮かべながら、町を離れると言っていました。理由は、「職がないから」。
これはいかにも惜しいので、国や自治体はもう少しフォローアップも考えてほしいものですね。
例えば、意欲のある隊員については引き続き町にとどまってもらえるように、住まいや職を支援するとか、額は少なくなっても金銭的な支援をするとか、あるいは公的機関に非常勤職員として3年間程度雇用するなど、もっと知恵を出す必要があるとも思っています。
ちなみに、今回は、わが町の隊員の活動を紹介する流れで、隊員が開発した「黒もじ茶」や、全面的にリニューアルした観光協会のホームページのことも紹介できました。
これは、ある意味、私からの協力隊への「協力」ですね。
ガンバレ! 協力隊😄🚩
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