
今日の1枚 ミニ色紙書き
「ならぬことはならぬものです」
NHKの大河ドラマ「八重の桜」で有名になりましたね。
でも、この言葉は「駄目なものはダメ!」という意味ではないそうです。
そうではなく、「什の掟」をしっかり守りなさい!という意味なんだそうです。
つまり、什の掟は、
「嘘をついてはいけませぬ」
「卑怯な振舞いをしてはなりませぬ」
「弱い者をいじめをしてはなりませぬ」
など七つの「なりませぬ」からできているのですが、その七つを言った後にくるのが「ならぬことはならぬものです」という形になっていたそうです。
ですから、「ならぬことはならぬものです」とは、以上の七つの「ならぬもの」は絶対にしてはいけません、という意味なんだそうですね。
要は、念押し、強調、くらいの意味だということです。
と、知ったふうなことを書いていますが、実は私も誤解していました😅
・・・近年、いじめが社会問題にまでなっていますが、この会津藩のように、小さい頃から「いじめをしてはいけない」と繰り返し教えていれば、いじめの数は相当減らせるのではないだろうか、などと思いますね。
しかも、この教えは、先生のような人から教わるのではなく、「什」と呼ばれる子どもたちだけのグループの中で、年長の子どもが年下の子どもに教えるのだそうです。こちらのほうが効果が高いかもしれませんね。
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