
竹炭は売るほどあるのだから、これを「ふだん使いしてみよう」と卓上型のミニ七輪を購入し、いろんなものを焼いてみました。
すると、やはり炭で焼くと格段においしくなりますね。
特に笹かまがグー😋
大成功でした (^^♪
以下は補足説明です。興味のある方はどうぞ。
1 2種の竹炭の比較
「消し炭法」で作っている竹炭(ポーラス竹炭)と通常の窯で作っている竹炭とを比較してみました。1枚目の写真の右側がポーラス竹炭で左側が普通の竹炭です。この二つの着火スピードを比べたら、予想どおりポーラス竹炭の方が早く着火しました。柔らかいので、もっともだと納得しました。
2 着火法の比較
最初はチャッカマンで試し、次はマッチで試しました。そしてどちらも芳しくなかったので、3番目に着火剤を使いました。すると速攻で着火。これが手っ取り早いかもしれませんが、ミニガスボンベを使ったバーナーならもっと早く、煙も立たないのでいいかもしれません。
3 使い分け
上記のとおり、着火にはポーラス竹炭を使い、その後に普通の竹炭を使うのがベストミックスだと思いましたが、最初から普通の竹炭だけでやってもさほどの差はないと感じました。
4 竹炭の大きさと量
写真のように小さな七輪なので、小指ほどの太さのクズ竹炭がちょうどよい感じでした。そして、手のひらに乗る程度の量の竹炭で1時間ほど楽しめました。
5 焼いたもの
笹かまぼこ、生シイタケ(先日収穫した自家栽培のもの)、肉、ウインナ、味付けイカ、パン、ミニトマト。
この食パンもおいしかったですね。コゲがいい😋
6 理屈
なぜ炭火で焼くとおいしいのか。先日読んだ本によりますと、炭火からは赤外線のほかに遠赤外線も多く出ていて(ガス火の4倍)、これがいい仕事をするということです。この遠赤外線は食材の中にすんなり入り込んで食材の分子を震わせて熱を発生させ、いわば食材の中から焼くのだそうです。そして、もう一方の赤外線は主に食材の表面を焼くので、内外から同時進行で焼くから短時間でおいしく焼き上がるということです。
さらに言えば、ガスが燃えると水が発生し、これが食材に当たるためにしんなりと焼けるのに対し、炭からは水分が出ないので食材の表面がパリッと焼けるのだそうです。もう一つ言えば、炭が焼けて出るミネラル分などが食材に着いて、それで食味をアップさせるとのことでした。
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