
今日(7/16)は真夜中に「避難指示」のエリアメールが届き、落ち着きませんでした。
「指示」だからすぐ学校などに避難しなければいけないのかなぁ、と思いましたが、学校がわが家より安全だとも思えませんでした。それに、豪雨の中、真っ暗な中で車に乗り移動する途中の危険も大きいと思いましたので、自宅にとどまりました。
そもそも、わが町の多くの世帯に避難指示が出ましたが、指定された避難所はごく僅か。とても全員が避難できるスペースがあるとは思えません。
「それって何か、変じゃね?」
そう思って調べたら、どうやら「避難指示」とは「指定された場所に避難しろ!」という意味ではないようですね🤔マギラワシイ
つまり、わが町の「防災計画」を見てみたら、「避難指示」とは「危険な場所から全員避難」することであって、指定避難所に全員入れということではないということでした。
そして、この「危険な場所から全員避難」とは「立退き避難又は屋内安全確保」によって避難することだと書いていました。
では「立退き避難又は屋内安全確保」とはどういうことかというと、次のことだそうです。
① 「立退き避難」
→ 災害リスクのある区域(洪水浸水想定区域等)等の外側
等、対象とする災害に対し安全な場所(指定緊急避難場
所、安全な親戚・知人宅、ホテル・旅館等)に避難する
こと。
② 「屋内安全確保」
→ 立退き避難が最も望ましいが、災害リスクのある区域等に
ある自宅・施設等であっても、ハザードマップ等で自ら自
宅・施設等の浸水想定区域等を確認し、上階への移動や高
層階に留まること(待避)等により、計画的に身の安全を
確保すること。
とっても難しい文章で、それ自体問題だと思うのですが、要は、①指定避難所や安全な親戚・知人宅、ホテル・旅館等に避難するか、②自宅内の高い所に避難する、ということのようです。
しかし、今回の場合、私の家は平屋ですから(つまり上の階はありませんから)、②には当てはまらないような気がします。そうすると①しか選択肢がなくなる。
「変じゃない?」
また、そう思いました。
だって、指定避難所の収容スペースは限られているし、親戚や知人、ホテルもわが家より低地だからかえって危険だからです。
そう思って、また町の規定をよく見直してみました。すると、②の「屋内安全確保」の規定「・・・上階への移動や高層階に留まること(待避)等により・・・」の中に「等」があるのを見付けました。これがきっと今回のわが家の場合が含まれるのだろうと想像しました。
つまり、「2階がない家の場合は、安全だと考えれば1階でもよい」という意味がこの「等」にはある、ということです。
でも、このような解釈でよいなら、それを明確に書いてほしいと思いましたね。
だって、現実的に考えれば、自宅にとどまることが最も適切な「避難」(難を避ける)方法であることだって少なからずあると思われるからです。つまり、その選択もできることを明確に書くべきだと思いましたね。
実際、今回の場合、多くの人は自宅で待避しているのだろうと想像します。つまり、規定に明記されていない避難(「等」を解釈するしかない避難)をしているわけです。
そして、このような実態は、ひょっとしたら規定を見ていない、あるいは信用していない、遵守すべきものと思っていない、建前のことしか書いていないと考えている人が多い証拠かもしれないとも思うのです。そして、これは、住民の防災を進めていく際の重大な問題だとも思うのです。
ということで、今回のことでは、実態に即した現実的な防災計画を作り、住民に示すことが重要だと思いましたね。
ちなみに、動画は雨が小やみになった時に撮りました。真夜中の大雨の時は川のようになっていたはずです。
100円のコンクリート平板を敷いただけの手づくりの小径ですが、これがあることで、ほかの場所の土がえぐられることなく済んでいるように思えました。
いいことしましたね (^.^)/~~~エヘン

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