今日(1/14)は全国都道府県女子駅伝大会がありました。
その1区のトップは石川県の五島選手。
能登半島地震で被災した人たちが見られたら涙したのではないでしょうか。感動的な区間賞でした。
一方、優勝したのはわが宮城県チーム。
29年ぶりの快挙とのこと。
ジワジワと順位を上げる勝ち方が、あるいは東北らしいのかもしれないなどとも思いました。
それから、東日本大震災から13年。
ようやく復旧が終わり、復興も進んできたこのタイミングでの優勝ということで、いい区切りになるような気持ちにもなりました。
同時に、「能登半島の復興も同じくらいかかるんだろうなぁ」と思いながら見ていました。
今回被災された方が落ち着いた暮らしを取り戻すには、おそらく10年以上はかかるのではないか、ということです。
なので、被災された皆さんは、余り先のことは考えず、しばらくは今日のことと明日のことぐらいを考えて、生きてほしいとも思いました。
長距離走で苦しいときにゴールのことを考えたら走れなくなります。先が遠すぎて、とても走り通せるとは思えないからです。
そこで、そんなときは、せいぜい100メートル先の曲がり角などを当面の目標にしたり、それでもも厳しかったら50メートル先のポストなどを目標にして、「あそこまでは走ろう」と考えたりして走ります。
そして、それもつらかったら、自分の足元だけを見て走ります。考えることを一切やめて、淡々と足を動かすだけにします。
私が長距離を走っていたときのやり方です。
そして、能登の人たちは、今はそのようなやり方がいいのではないかと思いました。
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