「告別式最前列のおかっぱ頭」
昨日(12/24)、今日(12/25)と大雪の中、連続して身近な人の告別式がありました。
寂しいものです。
そして、今日は、おかっぱ頭の女の子がとても印象に残りました。
亡くなった人は97歳だったので、おそらくひ孫だと思います。
小学校の2年生くらいで、泣いている人のそばで静かに座っていました。
ひ孫くらいになると、直接接する機会がそれほど多くなく、しかも年齢的にも何が起きているのかあまり理解できていないので、ただ淡々と座っているものと想像しました。
それでも、おりこうさんに座っている後ろ姿に故人を感じることがありました。肩の線です。
なで肩というのでしょうか、特徴的な肩でした。
・・・「生殖細胞は唯一死なない細胞である」と学者の方が言っていました(NHKサイエンスゼロ)。
ほかの全ての細胞は次々と死んでいきますが、生殖細胞だけは、生きたまま受精し、子供に受け継がれ、また次の子に受け継がれるからだそうです。
そうすると、故人の記憶が少なくとも、あるいは将来ほとんど消えてしまっても、その故人の細胞は間違いなくその子の中で生きていくということになります。
そんなことを考えながら、最前列のおかっぱ頭を見ていました。
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