無用の用

今日(2/12)は、作業場の屋根から落ちた雪の処理をしました。

 

除雪機の倍以上の高さの雪ですが、コツをつかむとこのような大量の落雪にも対応できます。

 

まず、ゆっくり前進させて、進める所まで進んで雪を吹き飛ばします。

 

やがて、雪にもぐり込んで進めなくなるので、そうなったらバックします。

 

すると、30~50センチほどの穴が掘れた状態になっているので、その穴の上部などをスコップなどを使って切り崩します。

 

そしたら、その崩した雪をまた吹き飛ばして、新たな穴を掘ります。

これを繰り返すのです。

 

地味で、一見効率が悪いのですが、今日は1時間ほどで東の端から西の端まで貫通させることができたので、結構速いのではないでしょうか。

 

そして、それができたのは、雪を吹き飛ばす先の場所があったればこそです。今回は写真の右側にある竹林ですが、そこにバンバンと雪を飛ばしました。このような、いわば受け皿がないとこのような除雪はできません。

 

そのせいか、近所の農家には、決まって雪を飛ばしたり、積み上げたりする場所があります。

夏には無用の空き地などに見えるのですが、冬になると途端に重要な場所になります。

 

かっこ良く言えば「無用の用」ですね 😊