戸車の交換

初めて戸車なるものを交換しました。

引き戸の下にはめ込んである車ですね。

 

築後13年余りたって、具合が悪くなった都度ネジを回すなどして調整してきたのですが、さすがにここに来てガタがひどくなり、万策尽きたと感じました

 

そこで、いったん戸車を外してサイズを測り、ネットで同じものを注文しました。

近いサイズのものが複数あるので、ここは注意が必要でした。

引き戸のメーカーの製品があればよかったのですが、見付けられませんでした。

 

それでも何とかピッタリのサイズのものがありましたので、無事に交換できました。

交換自体は簡単で、ネジ1本を外して古いものを取り出し、新しい戸車をはめ込んでネジ1本で固定するだけでした。

 

・・・で、交換した結果、びっくりするくらいスベスベになりました

古いものが田んぼの上の氷を滑る程度だったとすれば、交換後の引き戸はスケートリンクの氷の上を滑る感じです。全く違いました。

 

新旧の戸車を比べてみたのですが、何がどう違うのかよく分からなかったのですが、結果としては別物で、大違いでした。車輪の軸の劣化なのかもしれません。

 

それから、私はこの引き戸を外したりはめ直したりすることが苦手だったのですが、今回ネットで調べて発見したことがあります。

 

それは、引き戸を外したりはめたりするときには、調整ネジを回して戸を床にぴったり合うくらいまで低く下げることが大事だということです。

 

このようにすると、戸車の車輪の出っ張りがなくなるので、簡単に引き戸を外せるし、はめ直すこともできるのです。

 

ということで、今回もそのようにして、戸車を交換した引き戸をレールの上まで乗せた後にネジを回して車輪を出し、適当な高さになるまで戸を引き上げ、スムーズに動くように調整しました。

 

この際、くぎ抜きやスクレーパーなどを使って引き戸を床から少し持ち上げておくと、ネジの調整が簡単にできます。引き戸は重く、20キロぐらいになるものもあるので、こうすることで調整しやすくなるだけでなく、ネジを傷めないのだそうです。プロの技ということでした。

 

ということで、今回の体験で、私には引き戸アレルギーがなくなりました。

ほかの引き戸の具合が悪くなっても、もう大丈夫です (^^)/